Beyond Ye Grave/Raping the creation of god

今回紹介するのは、ロシアのプリミティブブラックメタルバンド
Beyond Ye Grave/Raping the creation of godです。

これが1stアルバムです。


ジャケが厚紙1枚ですが、エンボス加工?の様な印字で結構凝っていて意気込みを感じます。


2人組のバンドで、Drが居ないようです。
よってDrはドラムマシーンによるものかと。(定かではありません)


音の方は、特に目新しさは無いプリブラ/メロブラ(のような)的な実に僕好みな音楽をやっています。
ズドドドドドと突き進むDr、悪魔なリフ、時折聴けるメロウなトレモロ、、最高じゃないですか。


1曲目からしてcrucified jesus fucking christと気合いいれて冒涜していきます。
のっけから全速力で好印象。
途中スローになり耳をひくメロディが◎
その後は全力できれいに〆


5曲目、Beyond the sebenth sphere
こちらは次の曲のイントロのようになっています。いいメロ。


6曲目、benoride ceiebrationが予想通り野獣のような雄叫びで疾走。
ライブでは出だしからモッシュ確定。
これはなんともライブ映えしそうな曲だと感じました。
トレモロがめちゃくちゃにかっこいいい!!!
たまらず部屋でヘドバンしてたら、うちのわんこが憐れむような目で見てました。ちくしょう。
終わりがちょっと唐突で出来れば綺麗に締めて欲しかったです。ブレーカー落ちたかと思った。



実に聴かせどころを理解している。
思い付きではできないこのかっこよさ、しっかりとメタルを通過してきたのがわかります。

安易にkeyに頼らないのも実に漢らしいじゃないですか。



満足度89%


全8曲、金太郎サウンド感はありますがブラック好きなら聴く価値大有りの名盤。

2ndはそのうち掲載予定です。

また3rdアルバムは1st2ndのおいしいとこどりの名盤候補らしいので、今から期待して待ちましょう。